ハブ径の確認・注意点
ホイール選びで見落とされがちなのが「ハブ径」。PCDや穴数が合っていても、ここが合わないと装着できなかったり、ハンドルがブレたりすることがあります。ハブ径の意味と確認のしかた、ハブリングの使い方をまとめました。
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ハブ径(ハブボア)とは?
ホイール中央の大きな穴の直径のことで、ハブボア・センター穴とも呼びます。車側には、この穴にはまる出っ張り(ハブ=センターハブ)があります。車側ハブの直径とホイールのハブ径の関係が重要です。
- ホイールのハブ径 < 車側ハブ径 … 穴が小さく物理的に入りません(装着不可)。
- ホイールのハブ径 = 車側ハブ径 … ぴったり。中心が出やすく理想的(純正やハブ径専用設計のホイール)。
- ホイールのハブ径 > 車側ハブ径 … 隙間があり装着は可能。社外ホイールはこのタイプが多く、隙間をハブリングで埋めます(後述)。
大切なポイント:社外(汎用)ホイールは、いろいろな車に付くようハブ径を大きめに作ってあるものが多く、車側ハブとの間に隙間ができます。これ自体は珍しくありませんが、中心の出し方に注意が必要です。
ハブ径が合わないとどうなる?
① 小さすぎると装着できない
ホイールのハブ径が車側ハブより小さいと、奥まで入らず取り付けできません。とくに純正流用や輸入車では起こりやすいので、購入前の確認が重要です。
② 大きすぎる(隙間がある)と中心がズレやすい
隙間があるホイールは、ナットを締めるときに中心(センター)が出ていないと、ハンドルのブレ・走行中の振動の原因になることがあります。多くの国産ホイールはナットのテーパー(円すい)座面で中心を出す設計ですが、隙間を埋めて中心を安定させるためにハブリングが使われます。
ハブリングとは?使い方と注意点
ハブリングは、ホイールのハブ径と車側ハブ径の隙間を埋めるリングです。中心出し(センタリング)を助け、振動を抑える目的で使われます。
- サイズ表記は「ホイール側/車両側」:たとえば「73→60」は、ホイールのハブ径73mm・車側ハブ60mmの隙間を埋める、という意味です。両方の数値を正しく測って合わせる必要があります。
- 素材はアルミと樹脂:金属(アルミ)は耐久性・精度に優れ、樹脂は安価で固着しにくいのが特徴。用途や好みで選ばれます。
- ハブリングは「強度部品」ではない:車の重さを支えるのは基本的にナット/ボルトの締結力です。ハブリングはあくまで中心出しの補助と考え、ナットの適正トルクでの締め付けを必ず守りましょう(→ ナット・ボルトの選び方)。
注意:ハブリングが必要かどうか、サイズが何mmかは車種とホイールの組み合わせで決まります。判断に迷う場合は、取付店やホイール販売店に「車種・年式・ホイールのハブ径」を伝えて確認するのが確実です。
自分の車・ホイールのハブ径を調べるには
- 車側ハブ径:車種・年式で決まります。ホイール販売店の適合表や、車種別の情報で確認できます。実測する場合はノギスで測ります。
- ホイールのハブ径:商品スペック欄に「ハブ径◯mm」と記載されています。社外ホイールでは大きめの共通値(例:73mmなど)が多く見られます。
- 純正流用・輸入車:ハブ径が独特な場合があるため、とくに注意して確認しましょう。
まとめ:ハブ径は、「車側ハブより小さいと付かない」「大きいと隙間ができ、ハブリングで中心出しを補助する」のが基本です。PCD・穴数・インセットと合わせて、購入前にハブ径も必ずチェックしましょう。不安な場合は取付店に相談を。
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